〒420-0033 静岡県静岡市葵区昭和町3-1 静岡昭和町ビル504号室
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弁護士
宅地建物取引士
入国管理局届出済申請取次者
静岡県弁護士会
はじめまして弁護士の竹内綱己と申します。
静岡の葵区で刑事弁護に注力して開業しています。
私のプロフィールやその他の事件の解決事例などはこちら(ドットコム)も参考にしてください。
刑事事件はどの地域でもかならず存在する分野です。
誤解されがちですが,我々は悪い人の罪を隠すということを目指しているわけではありません。
早期解決を目指して捜査段階で示談交渉を行うことは,早期の被害者救済に資します(民事裁判等を被害者がしなければならないとなれば費用と時間がかかり被害者は大変です)。
何より,捜査機関は思い込みで活動をする場合がほとんであり,また,何故か被害者の言うことだけが信用されて,ないことないこと被疑者のせいにされ,負わなくてもよい罪や責任を問われることもあります(これがえん罪の原因です)。警察の不当・違法な捜査によってえん罪を防いで被疑者を救うこともまた,市民をえん罪から守るための活動になります。
そういった実務の実感から,事務所の特徴として,私は否認事件を多く扱っています。
否認事件というと,悪いことを隠したい犯人が罪を認めていないという印象を受けるかもしれませんが,そればかりではありません。否認事件は「用語」です。捜査機関のもくろみ通りに事実を認めなければ,全て「否認」となります。
ですから,えん罪事件は「否認事件」に分類されてしまいますが,これが報道されたりすると,まるで被疑者の人が悪者のように扱われる,ということがあるわけです。
私達法律家は,依頼者の話をしっかり聞いて事案の見立てを考えます。
たとえ一部であっても,それが依頼者の主張をとおすべきものであってまた,捜査機関の見立てが間違っているところならば,罪の大きさにかかわらず,私は依頼者の意向を汲んで活動をします。
そうしていたら,結果として否認事件が多くなっていったというのが実情です。
いかに捜査機関の見立て誤りが常態化しているかが分かります。
刑事事件は,依頼者の話を聞くと,その多くは否認事件と私は感じます。捜査機関が見立てを誤って安易に逮捕勾留してくるという実務の惨状に対しては,我々弁護士が問題提起をしていかなければならず,それが弁護士の役割だと私は思います。
例えば,強盗と恐喝という事件は似ており,後者は前者に内包される関係にあるとされています。決定的な違いは,前者は原則として起訴されると執行猶予が付されない量刑設定であり,後者は執行猶予が付けられる量刑になっているという点です。似たような事件でありながら,どちらに振り分けられるかで,正に人生に致命的なダメージを受けるか否かが決まります。
こういった場合に,よくよく依頼者の話をきいたら,これはどう考えても恐喝ではないかと感じるような事案は結構あります。捜査機関が見立てを誤り,被害者の声を重視しすぎると,こういったことが起きますが,上記の例でそういったことが起きれば,「強盗」についてはえん罪ということになり,裁判所がこれを見過ごせば,有罪判決を受けた人の人生は大きく変わります。
こういった事例では当然徹底的に争う必要があります。しかしこの事例では,恐喝についてちゃんと認めて罪は償います。つまり,別に私たちは罪を隠して犯人を擁護しているわけではありません。正しい事実をしっかりと確認し,「適正な」処罰を受けさせることが,理性ある「法律家」の役割だと思って活動をしていると理解してもらえると幸いです。
現代実務において,警察は基本的に社会貢献を果たしていません。少なくとも私が扱った事件において,警察官が法律を守って活動をしていることは見たことがありません。これが裁判所と検察官という理性ある法律家によって放置されている実情に私は忸怩たる思いを抱えています。
しかし私たちは暴力を手段としていません。法律を遵守しない法律家である裁判所と検察官に対抗できるのは法律家である弁護士しかいませんから,私の当然の職責として,私は否認事件を扱い,間違った実務運用に対抗したいと考えているわけです。
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